私は2020年春(=コロナ禍以降)から、ヨガマットを部屋に敷きっぱなしでYOUTUBEを見ながらほぼ毎日ヨガ、ストレッチを行う生活を続けています。
今回は、2種類の厚さ(4mmと10mm)のヨガマットを実際に使った感想と、おすすめの選び方についてご紹介します。
ですが、使い方によっては4mmがおすすめな場合もあるので、詳細を書いていきます。
YOUTUBEの、「B-Life」Mariko先生のヨガがお気に入りです。
肩こり、腰痛、骨盤に良いヨガもあって本当に助かる♪
ヨガマット4mmと10mmの厚さ比較
重ねてみると、一目瞭然。
4mmはマット、10mmはもはやクッション?と言わんばかりの厚みです。
ヨガマットの厚さ別「向いているポーズ」例
- 1枚目購入時…4mm
- 2枚目購入時…10mm 2種類のヨガマットを使って分かったのが、ポーズごとに向き不向きがあること。
ここでは4つのポーズを行った場合の使用感を、イラスト図解を交えて簡単にまとめました。
ポーズをとった筆者の情報
- 身長…155cm
- 体重…47kg
- バランス感覚…かなり悪い
- 柔軟性…けっこうある
- よく行うプログラム…初心者・初級者向けヨガ、全身ストレッチ、腰痛・肩こり改善系
ハイランジ
両足に等しく体重を乗せるポーズです。
4mmのヨガマットの場合
4mmのヨガマットだと、しっかりと前足を踏み込んで安定したハイランジが作れました。
10mmのヨガマットの場合
ハイランジを作ろうとすると、10mmだとそのクッション性の高さ故に、ややグラグラしました。
私は普段、初心者向けヨガ・ストレッチ系を中心に行っており、かつバランス技が超苦手です。
なので、ヨガに慣れている方、バランス感覚がある方であればさほど心配はいらなそう。
アーチのポーズ
ブリッジとも言われるポーズです。
4mmのヨガマットの場合
ポーズを取ることは普通に可能。問題は、身体を下すとき。
そーーーーっっと下ろさないと、首等どこか痛めそうで、ビクビクしながら行っていました。
10mmのヨガマットの場合
身体を下すとき、10mmのヨガマットだと安心感が段違い。
身体を上げるとき、ポーズの最中はどちらのマットでも同じ感覚です。
ただ、寝た姿勢に戻るときは、「10mmを買って良かった…!」と包まれるような安心感に感動してヨガマットへ身を預けています。
丁寧に、そーっと身体を下ろさないといけないのは、どのマットでも同じですがあくまで “安心感” が違うのです。
太もも、お尻のストレッチ
凝り固まりがちな、太もも裏、お尻の筋肉を伸ばすストレッチ。
腰痛、むくみ改善にもなり得るということで、頻繁に行っています。
4mmのヨガマットの場合
青い矢印で示した部分がとにかく痛い!!
4mmのヨガマットだと薄すぎて、直接床に骨が当たっている感覚になります。
上半身を前に倒すほどストレッチが深まって気持ちいいはずが、くるぶしの骨が痛くてストレッチでリラックスできません。
10mmのヨガマットの 場合
まさに、10mmのヨガマットの本領発揮!!といったところでしょうか。
4mmとは違いくるぶしの骨の痛みはありませんでした。
心行くまで上半身を倒して両手を前に伸ばし、じわーっとお尻の裏が伸びる気持ちよさを味わえます。
シャバーサナ
日本語では「屍のポーズ」。
リラックス効果が高いので、寝る前、メンタルを落ち着かせたいときに、よく行っています。
4mmのヨガマットの場合
全然、悪くない。
10mmのヨガマットを買うまでは、何の不満もありませんでした。
4mmでも身体がマットに沈んでいく感覚を味わうには十分。
10mmのヨガマットの 場合
寝るポーズの快適さは、「さすが、10mm!!」です。
軽く動くフローヨガの後や、夜ヨガの締めで行うことが多いシャバーサナですが、10mmマットの包容力は、寝落ちしてしまう程の気持ちよさ。
10mmの厚さのヨガマットがおすすめな場合
- 持ち運ばず家で使用する
- ストレッチを行う頻度が高い
- 座位、仰向け等、横になるヨガも行う
- バランス感覚が求められる中~上級者向けポーズはあまり行わない
10mmのヨガマットがおすすめな場合は上記の4つ。順番に説明していきます。
1.持ち運ばず家で使用する
10mmのヨガマットはある程度の重さと、ボリューム故の巻きにくさがあるので、家でだけ使う方におすすめです。
私はほぼ毎日ヨガや、何かしらのストレッチを行っていますが、いちいち畳んだりせず24時間、部屋に敷きっぱなしなので “かさばる” というデメリットが気になりません。
2.ストレッチを行う頻度が高い
ストレッチを頻繁に行うなら、10mmの包み込まれるような感触を味わうと、4mmには戻れません。
私は普段デスクワークで肩こり・腰痛に悩まされているので、ストレッチをよく行います。
マットに体重がかかるような、4mmだと骨が当たって痛くなるような深いストレッチも、10mmだと快適に行えるので、「直前まで8㎜と迷ったものの、厚手の10mmにして良かった」と常々思います。
3.座位、仰向け等、横になるヨガも行う
疲れた日の締めくくりに、座位・仰向け姿勢の多めなリラックス効果の高いヨガを行うことが多いですが、その際にも10mmのヨガマットは真価を発揮します。
横になって全身をマットに預けても、床の硬さを感じることはありません。
4.バランス感覚が求められる中~上級者向けポーズはあまり行わない
10mmの厚さは、クッション性が高すぎてバランス感覚が必要なポーズとは相性が悪いです。
私はバランス感覚が絶望的なので、4mmのヨガマットでさえも片足立ちのポーズはほとんどできません。
※バランス感覚がある方であれば、10mmのヨガマットの上でも片足立ちが余裕かもしれませんが…。
そもそも、私は難度の高いヨガはしません。
YOUTUBEで気軽に楽しくやれる範囲で、「ヨガ=スポーツ」というよりは、「ヨガ=リラックスして、全身のストレスを軽減するもの」と位置づけでマイペースに行っています。
クッション性、まったりヨガをしたい私には必要。
チャレンジングなポーズに挑みたい場合は、クッション性が邪魔になるかも。
4mmの厚さのヨガマットがおすすめな場合
上記、10mmのヨガマットについての記載で散々書いたように、圧倒的10mm派の私ですが「4mmのヨガマットの方がおすすめだな」と考えるパターンもあります。
それが以下の2つに当てはまる場合です。
- 持ち運ぶことが多い
- バランス感覚を求められるポーズをよく行う
1.持ち運ぶことが多い
もしヨガ教室に通っている場合、4mmのヨガマットだと軽々と持ち運べます。
私は教室へは通わず常にYOUTUBEで「在宅ヨガ」派で部屋に敷きっぱなしなので、このメリットは特に関係がありません。
2. バランス感覚を求められるポーズをよく行う
片足で立つ等、中上級者向けのヨガポーズに果敢に挑戦したい場合も4mm位の厚みはちょうど良いです。
10mmのヨガマットはクッション性の強さがメリットですが、その反面フカフカしていてバランスが取りづらくなるというデメリットも感じました。
購入したヨガマット
両方とも、楽天市場で購入しました。
ヨガマット(10mm)
寝心地、肌触りがお気に入りです。
どの色も落ち着いて綺麗な色合いで迷いましたが、グレーを購入。
インテリアを邪魔しない優しい色合いです。
ヨガマット(4mm)
10mmより安いので、導入にはもってこい。
黒を購入し、この4mmのヨガマットにはボロボロになるまで1年間お世話になりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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