長引く在宅ワークが原因の腰痛や全身のコリに限界を感じたアラサーOLが、自室に電動昇降式スタンディングデスクを導入しました。
この記事では、電動昇降式スタンディングデスクの
- 使い心地
- メリット
- 購入前に注意すべき点
等を詳細にレビューしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
結論:電動昇降式のスタンディングデスクは買って大正解!
手短に結論から述べると、本当に良い買い物でした!
2020年12月に購入してから2023年の今も毎日ずっと、テレワークや趣味のPC作業に使っていますが、特に不具合もなく快適です。
スタンディングデスクを購入した経緯
購入に至った1番の理由は、在宅ワークの増加による腰痛の悪化です。
在宅ワークでは基本、1日8時間以上PCに向かい座りっぱなしですが、1時間以上は継続して座れなくなるほど腰痛が酷かったんです。
コロナ禍で今後も続くテレワークのために、「一生モノの腰痛を抱え通院費が嵩(かさ)むくらいなら、机に5万円投資するのは価値がある」と決断しました。
購入後:在宅ワークの腰痛が改善
普通の机と椅子を使って在宅ワークをしていた頃は1日中腰痛に苦しんでいましたが、スタンディングデスクの導入後は嘘みたいに改善しました。
変わったのはただ一つ、気分や体調に合わせ、「30分~1時間置きにボタン一つでデスクの高さを上げ下げし、立ったり座ったりと体勢を変えるだけ」です。
スタンディングデスク導入前は、湿布を常用し、隙あらば「腰痛対策のストレッチ・ヨガ」の動画を漁って実践する日々でしたが、それらは不要になりました。
山善:電動昇降式 スタンディングデスクの使い心地
ここからは、組立~実際の使い心地に至るまで、項目別にご紹介します。
組立
同梱されていた部品はこちら。↓
部品一つ一つにどっしりとした重さがあり、作りが非常にしっかりしていると感じます。
我が家の場合
組立人数:2人
所要時間:約 1時間
説明書が丁寧なのでやることは簡単ですが、パーツの重さとの戦いでした。
サイズ
サイズ展開は、以下の3タイプ。(奥行きは全て70センチで同じ)
- 幅100
- 幅120
- 幅140
3つのサイズ展開で最小の横幅 100 × 奥行 70の使用感はどんな感じ?
こちらが、実際の在宅ワーク風景です。
※ノートパソコンとモニターの横幅は、画面の内側だけではなくフレームも加味して測りました。
私は「ノートパソコン」と「モニター」を並べて仕事をしていますが、山善スタンディングデスクの100×70というサイズは狭すぎず、少し余裕があり丁度いいです。
マウスの右側でメモを取りたいときも、スペースがあります。
高さ調節
身長155センチの私は、以下2つの高さを「メモリー機能」で登録して使用しています。
- スタンディング時⇒100センチ
- 座る時⇒71センチ ※設定できる最低の高さ
※最大4つの高さが記録できます。
このメモリー機能を使って分かった嬉しい点は、登録した番号のボタンを1秒ほど押すだけで「ウィーン」と勝手に昇降してくれること。
電動昇降の実演動画がこちら↓
メモリー機能ではなく手動の上下ボタンで71センチ→100センチへ上げようとすると、好きな高さに到達するまで5秒くらい押し続ける必要がありますが(地味にストレス)、メモリー機能にかかればワンタッチです。
1日に何度も頻繁に上げ下げしたい私のような人には無くてはならない機能だと思います。
昇降時のプチストレスからの解放です。
色合い
白い壁と黒い机のコントラストが気に入っています。
シックにまとまって、落ち着きます。
汚れが目立たないのも嬉しいポイント。
「山善のスタンディングデスク」は、板面と脚のカラーを選べます。(黒、白、木目調の3種類)
ぐらつきの有無
文字を書いても気になりません。
最大の高さ117センチにしても、問題なく紙に文字を書けます。
総重量、約39㎏の安定感は圧巻。
マウスの反応
黒い天板には、マウスパッド無しでも問題なく反応します。
使用しているマウスはこちら。
楽天市場で1,500円ほどで購入した、ごく普通の「光学式 ワイヤレスマウス」です。
良い点
山善のスタンディングデスクを導入し、良かったことを4つ挙げます。
女性でもノンストレスで昇降
ボタン1つで昇降できます。
これ、とっっても楽ちん。
手動式で昇降するタイプだったら昇降のたびにうんざりしていたと思うと、少し値は張るけど電動式にしていて本当に良かったです。
「ガス圧式(=レバーを用い人力で下げる)」だと下降する際にやや力が必要ですが、「電動昇降式」はその心配は全くありません。
<ガス圧式の補足情報>
Amazonや楽天で見た「ガス圧式スタンディングデスク」の気になったレビューを男女別でざっくりまとめてみました。
【男性使用者】
おおむね、「快適です!」と高評価が目立つ
【女性使用者】
- 初期の上げ下げは自分の力では出来ず、夫にやってもらった
- 小柄なので、毎回机に乗る勢いで体重をかけないと下げられない
※もちろん、女性でも問題なく昇降できている方もいらっしゃいます。
腕力に自信が無く、頻繁に高さを調整したい私は非常に不安を覚え、「電動昇降式」を選択しました。
腰痛の改善
冒頭でも書いたとおり、スタンディングデスク導入後は座りっぱなしによる腰痛が改善しました。
以前は、腰の痛みに耐えられず1時間も連続して座れませんでしたが、今は気分や体調に合わせ、約1時間置きに上げ下げしています。
集中力の向上
頭がクリアーになり、作業効率が上がったように感じます。
理由は以下のとおり。
こまめに立ったり座ったり、切り替える
↓
長時間、同じ姿勢が続かない
↓
適度な変化がもたらされる
眠気対策
座り仕事中に睡魔に襲われたら、すかさずスタンディングに切り替え
↓
その場で足踏みするようにしています。
仕事中にウトウトしても、強制的に目を覚ませるようになりました。
注意点
ここからは、「山善 スタンディングデスク(電動昇降)」を使って分かった、購入を決める前に知っておいた方が良い情報を4つ挙げます。
組立(女性1人でほぼ不可能)
冒頭でも述べた通り、パーツが重いです。
脚となる部分は、1本ずつ部屋に運ぶだけで一苦労でした。
よって女性は、1人で組立はほぼ不可能かと思われます。
(総重量:38.5kg)
1人暮らしの場合は、家事代行サービスも候補に入れる価値はありそうです。
本体の移動が困難
総重量が38.5kgのため、1度、置く場所を決めたら頻繁に動かすのは現実的ではありません。
配線が増える
配線の状況はこちら。
黒く下に伸びているコンセントが、スタンディングデスクの分です。
(白いコンセントはモニター分)
我が家の場合は机の真後ろにコンセントがありますが、ちょうど良い場所にコンセントが無い場合、事前に延長コードを準備する等、配線を考えておくと使用がスムーズです。
下にキャビネットが置けない
机の板面の裏側がこちら。
「電動昇降式」ならではの、配線が絡み合っています。(見えないので全然気になりませんが。)
机の下に、写真↓のようなキャビネットを置いたまま机を下げると、センサーが反応し途中で下降がピタッと止まります。
※ずっとスタンディングデスクとして立ったまま使うのであればこのデメリットは解消ですが、「キャビネットを机の下に絶対に置きたいんだ!」というのであれば、机を最低の高さ(71センチ)で使うことはできないのでご注意ください。
私はスタンディングデスク購入後、キャビネットを処分し机の下に何にも置いていません。
「掃除も楽だし断捨離の良い機会。デスク周りがすっきりした。」とポジティブに捉え、今となっては慣れたので、キャビネット無し生活も全く苦ではありません。
購入した「電動昇降式スタンディングデスク」のスペック
メーカー | 山善 YAMAZEN |
商品名 | パソコンデスク / スタンディングデスク (電動昇降式)ELD-FS(MBK)/T1000(BK) |
サイズ | 幅100×奥行70×高さ71~117センチ(高さは1センチ単位で調節できます) |
重量 | 38.5キロ |
購入時期 | 2020年12月 |
価格の比較(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)
各通販サイトでのサイズごとの価格を比較しました。
幅100 | 幅120 | 幅140 | |
---|---|---|---|
Amazon | 51,300円~ | 52,800円~ | 58,990円~ |
楽天市場 | 49,900円~ | 52,800円~ | 58,990円~ |
Yahoo! ショッピング | 49,900円~ | 52,800円~ | 58,990円~ |
※消費税・送料込み
実は、幅100センチ、幅120センチ、幅140センチでは、実は値段の差がそこまでありません。
(どのショップでも、幅100⇔幅140の差は1万円以内)
▼幅100センチはこちら▼
もう少し大きいサイズが良い場合…
▼幅120センチはこちら▼
▼幅140センチはこちら▼
私は部屋が5畳と狭いので幅100センチにしましたが、置き場所さえあれば幅120センチ以上を買いたかった…というのが本音です。
作業スペースは広いに越したことはない、と常々思います。
まとめ:在宅ワークを効率化&快適にするなら電動昇降式スタンディングデスク
「机に約5万って、高すぎないか?」
初めはそう疑い購入し、1年以上が経過。
- 腰痛が改善し、
- 集中力もUPして、
- 1日8時間の座りっぱなし生活が終了→在宅ワークが苦痛じゃなくなった
という効果が得られたので、とても有意義な買い物でした。
ボタン1つで昇降が軽々とできるこちらの机、女性、ご高齢の方はもちろん、より快適に頻繁に上げ下げしたい方なら誰にでも自信を持っておすすめできます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント