「ホットクックが便利だって聞くけど本当?料理はどれぐらい楽になる?」
私は、2018年にホットクックを購入し、今でも4年以上ほぼ毎日使っているヘビーユーザーです。
ホットクックのメリット・デメリット、生活の中での使い方を分かりやすくまとめたので、買うか迷っている方の参考になれば幸いです。
※イマイチな点も正直に挙げました。
- 鍋に数万円は安い買い物ではないので、失敗したくない
- 味は手作りと比べてどう?
- 不便な点は無いの?
- サイズの選び方は?
- 故障したらどうしよう…
結論:ホットクックを買って本当に良かった
結論を先に書くと…
【結論】本当に買ってよかった。
ホットクックは、忙しくても健康的な食事がしたい欲張りな人の救世主です。
残業した日も、何だかやる気が出ない休日も、共働きフルタイム会社員の心強い味方です。
\大は小を兼ねる、おすすめサイズ/
\一回り小さい、1.6Lサイズ/
シャープ 「ヘルシオホットクック」とは?
「ホットクックの概要は知ってるよ!」という方はここをタップで次の項目まで飛ばしてください。
ホットクックは、「電気無水鍋」に属する調理家電です。
電気だけで全ての調理工程が完了するため、目を離せて安心・安全なのも嬉しいポイント。
”無水”と商品名には書いているものの、完全に水が不要な料理もあれば、水が必要な料理もあります。
メニューによるのでご留意ください。
例)ホットクックで「鶏ももの煮込み料理」を作ってみた
注意! いわゆる”電気圧力鍋”とは明確に違って、短時間で煮込み料理が作れるわけではありません。
実際の調理例:ホットクックで肉じゃがを作ると、どれくらい楽になる?
ここで、我が家でもリピート中の、ホットクック人気メニューの「肉じゃが」を作る際の流れをサクッとご紹介します。
自分でやること
- 具材の皮むき&カット
- 鍋に具材と調味料を入れる
ホットクックがやってくれること
- 煮込む
- 混ぜる
- 追加の加熱(煮込み足りなければお好みで)
- 煮詰める(水分を飛ばしたければお好みで)
35分間、ホットクックが自動調理で肉じゃがを作っている間に、たくさんの作業ができます。
ほったらかし調理中、私がやっていること
以下のような、副菜の準備や片付けをしています。
- ご飯を炊いたり
- 目玉焼きを焼いたり
- リンゴを切ったり
- 湯豆腐の用意をしたり
- お味噌汁を作ったり
- 洗い物をしたり……
…等々、他の作業を行っている間にメインディッシュの「肉じゃが」が出来上がり、献立が完成です。
我ながら、めちゃくちゃ効率化できています。
肝心の味ですが、冗談抜きで「人が作るより美味しいんじゃないの」ってくらい本当に美味しい。
味が染みて、じゃがいもはホクホク、人参はとろける柔らかさです。
一度ホットクックに調理させたら、味の面でも、ラクさの面でも、もう自力で作ろうとは思わなくなります。
もし、ホットクックが無ければ肉じゃがの面倒も見つつ、副菜の用意をする必要があります。
しかしホットクックは電気調理で目を離しても安全なので、加熱時間=完全な自由時間でストレスフリーです!
ホットクックを買わずに試したい場合、家電レンタルを利用するのも手です。
レンタル価格は?
14泊15日あたり、5,380円からレンタルすることができるので、「数万円の鍋をいきなり買うのはちょっと…」とためらいがある方におすすめです。
(2023年3月時点)
ホットクックを買って良かった点
「ホットクックを3年間使っていて良かった」と思ったこと、5つを簡潔にまとめました。
ホットクックの調理中、別の作業ができる
上の「実際の調理例:肉じゃが」の項目でも述べましたが、ホットクックが煮込み料理という家事を代行してくれているので、自分はフリーです。
「煮込む・混ぜる」という動作はすべてホットクックで完結するので、鍋を見張る人手がいらないのです。
ホットクックは、もはや我が家のお抱えシェフです。
レパートリーが健康的に(油不使用・無添加)
肉じゃが、豚バラ大根、ブリ大根、おでん、野菜たっぷりポトフ、ひじきの煮物…煮込むのに時間がかかって面倒な料理って、大抵は健康に良いんですよね。
ホットクック購入前は、健康的な食生活に憧れつつも、面倒な煮込み料理を敬遠していました…。
しかしヘルシオ ホットクックを出迎えてからは、我が家の食卓は一変。
メインディッシュでは煮込み料理・肉や野菜がバランス良く取れるメニューが増加。
副菜にもお浸しなどを積極的に取り入れ、身体とお腹にやさしい和食中心の食生活になりました。
帰宅後に出来立てが味わえる
朝、内鍋に材料を投入し、予約ボタンをポチっと。
会社から家に帰ったら、真っ暗な家の中から良い匂いが。
あとは盛り付けるだけで、出来立ての料理が食べられます。
ホットクックが無い頃は、「仕事終わりに、カレー等の手間暇かかる料理を作る。」なんて考えられませんでした。
カレー:予約調理のながれ
出勤前の10分~20分ほどで野菜を切り、ルウ、水も鍋に入れる。
↓
夜19時に予約調理のタイマーをセット。
帰宅してすぐ、出来立て熱々のカレーが食べられる!
全メニューが、予約調理対応ではありません。
お手入れモードが優秀
ホットクックの自動お手入れモードは、カレーのこびりつきに特に効果を発揮します。
お手入れに必要なのは…この2つだけ。
- 重曹(100均の安いものでOK)… 1カップ
- 水 …内鍋の線まで
お手入れモードでは、料理を作るのと同じ要領で内鍋を高温で熱し、汚れを浮かせてくれます。
定期的なお手入れで、内鍋は常に清潔・ピカピカに!
カレーは、鍋を洗うハードルが高すぎて作るのが億劫になりますが、これだとこすり洗いがほぼ不要。
お手入れモードが終わったらしつこい汚れが全て浮いている状態であり、普通の鍋を洗うよりずっと楽に鍋をピカピカにできます。
我が家のステンレス製の内鍋は汚れがこびりつきやすいですが、フッ素加工だと悩む必要は大幅に減りそうですね。
買ってからもメニューが増やせる
無線LANに接続すると、気に入ったレシピをダウンロードして増やすことができます。
iPhoneのアップデートの様なもので、中の情報が古くならないのが良いですね。
ダウンロードしたメニューで個人的にお気に入りなのが、こちらの「さけとキャベツの白ワイン蒸し」です。
定番の煮込み調理「肉じゃが」や「シチュー」もいいけど、随時更新される変わり種料理も美味しいよ♪
無線LAN機能付き機種の見分け方
SHARP公式HP(ホットクック製品一覧)で、無線LAN搭載機種か、そうでないか一目で分かるようになっています。
ホットクックの注意点
ここからはホットクックの注意点を挙げますが、事前に知っていれば回避できるものばかりです。
温めなおしは、やや時間がかかる
電子レンジの様に短時間で一気に過熱、とはいきません。
我が家で温めなおしに最も時間がかかると感じたのはカレーです。
カレー2日目「温めなおし」…40分~かかります。
(カレーが鍋の半分くらいまで入っており、かつ冷蔵庫で冷やしていた場合)
また、「温めなおし」モードに予約機能はありません。
解決策
仕事から帰宅 → すぐに冷蔵庫のカレーをホットクックにセットし、「温めなおし」ボタンを押す。
その間に副菜のサラダを作るなり、シャワーを浴びるなりすれば、いい具合にカレーが温まります。
また、肉じゃが2人分の温めなおしは20~25分程でした。
じっくり時間をかける分全体に熱が行き渡るため、味は文句なしです!
電子レンジだとどうしても、
- お皿が熱くなりすぎる
- 熱が均等に行き渡らない
というデメリットがあるので、我が家ではいつも「温めなおし」モードで再加熱しています。
最初は「まだかな?」と不安ですが、「ある程度の時間がかかるんだ」と知り逆算して温めればOKです。
パーツが6つと多い
使うたび洗うパーツは、以下の6つ。
食洗機が無ければ少し手間かもしれませんので、念のため注意点に挙げました。
我が家では基本、内鍋以外は全て食器洗い乾燥機に突っ込んでいるので、パーツの洗い物は特にデメリットではありません。
しかし先日…禁忌を犯し、ついに内鍋までも食洗機で洗いました。
結果がこちらです。(案外大丈夫そうです)
炒め調理が苦手
煮物・スープ・蒸し物・ケーキ等は申し分ない(むしろ自分で作るより美味しい)ですが、炒め物は苦手、という印象です。
例えば、焼きそば。
野菜を油で炒め、強火でそばを熱する「焼きそば」は、ホットクックでも試しましたが少しねっとりしてイマイチでした。
炒め物はやはり、フライパンが得意。
水分を飛ばしつつ炒めたい料理は苦手ではあるものの、ホットケーキのようなケーキにこんがりと焼き目を付けることは可能です。
くっつかないアルミホイルを敷くことで内鍋も汚れない「ホットクックのホットケーキ」は、とっても美味しく、リピートしている簡単おやつです。
サイズ選びは慎重に
結論、大は小を兼ねます。
サイズ 1.6L のサイズ感
2種類のサイズについて、公式では
- 1.6L…2~4人用
- 2.4L…2~6人用 となっています。
上記の人数は、公式HPでは「無水カレーを自動調理できる目安量」と記載があります。
参考:ホットクックの寸法
意外と大きい、1.6Lの寸法
2.4Lの寸法
サイズ1.6L、2.4Lの選び方
我が家では1.6Lを実際に約3年使用し、共働き夫婦の2人世帯では1食分なら1.6Lで十分だが、3日分ぐらい(=6食分)を大量に作り置き(肉じゃが、カレー等)したい場合は1.6Lではやや窮屈というのが結論です。
それでも私は1.6Lの内鍋へ、山盛りに具材を入れて3日分のカレーを作っていますが……(笑)
大人2人世帯の1食分だとまだ余裕があるので、作り置きはしない派であれば、小さなお子様がいらっしゃるご家庭でも1.6Lで十分なのでは、と思います。
ただし、大人がもう1人増えると「確実に1.6Lじゃ物足りない…」というのが正直なところ。
2日分(=4食分)であれば1.6Lでも無理なく作れますが、内鍋に溢れんばかりの具材を投入することになるので、2.4Lにしておけば良かったです。
ホットクックを買わずに試したい場合
私はホットクックを買って後悔は無いですが、それでも「鍋に5万以上の出費か…勇気が出ないな」と思う気持ちも分かります。
- 大きさ
- 味
- 使用感
など、実際にキッチンにお出迎えして、使ってみて初めて分かることもあります。
ホットクックを買わずに試したい場合、家電レンタルを利用するのも手です。
レンタル価格は?
14泊15日あたり、5,380円からレンタルすることができるので、「数万円の鍋をいきなり買うのはちょっと…」とためらいがある方におすすめです。
(2022年9月時点)
ホットクックが故障した時の保証は?
以下、公式サイト説明書の一部です。
保証は1年間となっています。
私は購入時に念のため5年保証をつけましたが、2018年からほぼ毎日使っていても今のところ故障はありません。
清潔に正しく使っていれば不具合が起きることもそんなに無いのかな、という印象です。
電話相談も年末年始以外はサポートがあり、時間が取れない方はインターネットでも問い合わせ可能です。
詳しくは「ホットクック 説明書」と検索し、公式の説明書の「故障かな?」の欄で詳しく記載されています。
まとめ:ホットクックは忙しい人の救世主
デメリットで挙げた気になる点を加味しても、総合的に見て「今まで買った家電で1番良かった!」と胸を張っておすすめできます。
※デメリット、と言っても無理やりひねり出したようなものです。
2018年秋、約55,000円で購入。(5年保証込み)
「正直、鍋にこの値段は高いなあ。」と思っていましたが、ここまで生活を変えてくれるなんて、完全に侮っていました…。
コンビニやスーパーの総菜だと添加物が気になりますが、ホットクックなら手軽に節約しつつ無添加の手料理が作れます。
心と時間の余裕、そして健康的な食生活まで手に入れることができる、値段以上の価値ある買い物でした。
疲れている時は、冷蔵庫にある野菜を投入し、醤油・酒・みりんを適当に加えれば即席の寄せ鍋が完成。
ゆで卵や温泉卵も水と卵を入れるだけでので、忙しくて「あと1品」欲しい時に大助かりです。
明日からも引き続き、ホットクックには頑張ってもらいます。
\2.4Lが断然おすすめ!大は小を兼ねる/
\新色、おしゃれなブラックが登場/
我が家は共働き2人暮らし。
1.6Lでも美味しい料理は作れるので満足していますが、場所さえ許すなら大きい方がおすすめ。
大量に作り置きしたいとき、「2.4Lにしておけば良かった」と思うことが多々あります。
ホットクックを買わずに試したい場合、家電レンタルを利用するのも手です。
レンタル価格は?
14泊15日あたり、5,380円からレンタルすることができるので、「数万円の鍋をいきなり買うのはちょっと…」とためらいがある方におすすめです。
(2022年9月時点)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
他にもホットクックの使い勝手や、ホットクックの作ってみたレシピを更新していますのでご覧ください♪
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