毎日の自炊ってめんどくさい。
健康・節約に配慮しつつ、少しでも台所に立つ時間を減らしたいんだけど。
というお悩みをお持ちの主婦(主夫)、一人暮らしの方へ。
「あれ? 料理のこの手間って、省いても意外と成立するんじゃない!?」
と気づいてしまい、実際に行っている手抜き裏技(小技)を10個厳選してご紹介します。
ちなみに……
私は大の料理嫌いで、面倒くさがり。
「できるなら全て家事代行サービスを頼みたい……けどお金が無いからできない。」と、仕方なく、日々台所に立っている共働き主婦です。
今回ご紹介するのは、健康面に配慮しつつ、手間を省く方法です。
それではさっそく見てみましょう♪
その1 ピーマンは丸ごと調理
実はピーマンって、種もヘタも食べられるんです!
(ピーマンの種取り、地味に面倒ですよね。)
丸ごとピーマン 副菜の作り方
- ピーマンとサッと洗って器に入れ、ふんわりラップ
- レンジ600Wで3分
- 一旦取り出し、「まだ硬いな」と感じたらお好みで追加の加熱 1分~(並べ方や個数にもよります)
- ポン酢、だし醤油+ごま油、めんつゆ…等々、どれでも好きな調味料を垂らせば完成!
おすすめの味付け 味ぽんマイルド
酸味が苦手な私は、通常の味ぽんより酸味を抑えた味ぽんMILD(マイルド)がお気に入り。
丸ごとピーマンの苦みと相性抜群です◎
▼600mlがコスパ◎で長持ち▼
買い替えすら面倒なので、なるべく多く入っている調味料を使っています。
丸ごとピーマンを使った献立例
餃子、チャーハン、豆腐(レンチンしただけ)、味噌汁と合わせました。
丸ごとピーマンの副菜は、さっぱりポン酢で中華の献立にしても良し、和風な献立にも使えます♪
その2 茄子は水にさらさない
茄子を使うレシピを見ると、必ずと言っていいほど書いてある「茄子は水にさらす」という文章。
「水にさらす行程って、本当にいる……?面倒だから、省いちゃえ!」
…と省いてみたのがきっかけ。
我が家では和洋中問わず、茄子は水にさらすことなく、サッと洗うだけです。
例1 茄子のオリーブオイル焼き
茄子のオリーブオイル焼きという名のとおり、フライパンにオリーブオイルを熱し、茄子に心ゆくまで油を吸わせた絶品メニューです。
茄子ってどうしてこんなに、油との相性が最高なんでしょうか…!
仕上げに塩を摘まんでパラパラ…と振ったら完成。
メインディッシュが洋風の味付けのときの付け合わせや、カレーの上に乗せても美味です。
例2 レンジで!茄子の中華風
茄子の中華風という名前ではありますが、焼き魚などの和風な献立とも合います。
茄子をお好みのサイズに切って調味料をかけ、レンジ600Wで4分~加熱しただけで完成。
レンジで手っ取り早く副菜を作りたい!という際におすすめです。
味の感想 ~水にさらさない茄子~
普通に美味しいです。
正直、水にさらした場合と、そうでない場合の違いが分かりません。
「添加物・油分がてんこ盛りなジャンクフードに頼るくらいなら、多少のアクがあっても(私の舌には分かりませんが)自家製の料理を安心して食べたい。」という考えというのもあり、このズボラ術を知ったときは感激しました。
その3 人参は皮ごと食べられる
「実は人参、皮ごと調理できる!」という情報を最近知り、様々な調理で実験しました。
結果、皮つきでも問題なく美味しいです。
(夫は皮つき人参に気付くことすらありません)
- 節約効果⇒皮を捨てない分、食べられる部分が増えます。
- 栄養効果⇒β-カロテンという栄養素は、皮の近くに特に多く含まれます。
流水でしっかり洗おう
調理例1 丸ごと蒸し人参
人参の皮を剥かずに丸ごと、ホットクック(シャープの電気自動調理鍋)で蒸してみました。
このまま人参のヘタだけ取って、塩コショウを振って食べても素材の味がして十分美味しいですが、以下の例2~で示すような色々な料理にすることも可能です!
例2 煮込みハンバーグ
例1で示した「蒸し人参」を乱切りし、煮込みハンバーグの付け合わせ野菜にしてみました!
味の感想 ~皮むき無しの人参~
皮の存在は気になりません。
皮を剥いて食べる人参との差は分からないレベルです。
「それでも農薬とか、諸々心配…」という方へ
外部リンク
参考:にんじんの皮、食べても問題なし?栄養・消化・食感など気になる点を管理栄養士が解説
その4 米は無洗米を使う
お米は常に無洗米派です。
無洗米はお米をとぐ手間から解放してくれるだけでなく、冬場は手先の冷えからも解放してくれる、まさに一石二鳥な存在。
味の感想 ~無洗米~
無洗米だからといって「不味い」と感じたことはありません。
今時の炊飯器は、「無洗米モード」が搭載されている場合も多いですし、普通のお米を食べるのと変わりなく美味しくいただいています!
※私はお米の違いが分からないタイプ…という理由も考えられますが(笑)
その5 ほうれん草は冷凍
ほうれん草は、栄養があって味も美味しいのは百も承知…ですが調理がとにかく面倒くさい!
冷凍ほうれん草を取り入れたことで、以下の4つの手間から解放されました。
- 洗う手間
- 茹でる手間
- 水気を切る手間
- カットする手間
冷凍ほうれん草はそのままフライパンに入れて他の具材と一緒に調理してもよし、レンジで加熱→調味料と和えてお惣菜にしてもよし。
とにかく使い勝手が抜群です!
冷凍ほうれん草のあれこれ
その6 目玉焼きは専用プレートを使う
もう、フライパンを見張る必要はありません。
我が家の朝食は大抵、目玉焼きプレートを使い、トースターに入れて目玉焼きを作っています。
愛用中の目玉焼きプレート
使用する油が少なくて済みますし、1個 600円台~(送料込み)で買えるのが嬉しいところです。
お手軽に始められる手抜きライフ♪
その7 味付けが1つで決まる調味料を使う
味付けが1つで決まる調味料、代表がクレイジーソルト。
鶏肉があれば、とりあえずクレイジーソルトかけて焼くと間違いなく美味しい。
鶏肉に気持ち多めに振ってこんがり焼くと、ごはんによく合うおかずになります。
塩気が足りなくても、後から足せば問題なし
このような↓、中途半端にやる気が出ないときはクレイジーソルトにすがりつきます。
- 料理を作る気はあるんだけど、数種類の調味料を準備、量って入れるのが面倒くさい!
- レシピを見て、調味料の種類が3種類以上あるとうんざりする…
その8 鍋いらずのスープを作る
鍋いらずのスープ、つまり、ポット(電気ケトル)で沸かしたお湯を注ぐだけでできるスープは手抜き調理の鉄板です。
忙しいときの味方3選
- 味噌汁
- おすまし
- 中華スープ
我が家の手抜きスープの作り方は、以下の記事で詳しくご紹介しています♪
和洋中…どんな献立でも大抵は汁物が欲しくなりますから
その9 困った時のレンジ豆腐
- あと1品欲しい…
- お腹は空いてるのに自炊する気が起きない…
- とにかく簡単にお腹を満たしたい…(でも栄養もとりたい!)
こんな時に大助かりなのが、豆腐です!
我が家では、スーパーで3つのパックが100円程で買える豆腐を常に冷蔵庫にストックしています。
作り方
容器から出して、レンジ600Wで2分加熱するだけ。
※やる気と元気があれば、キッチンペーパーに包んでしっかりめに水切りをします。
まるごとレンジ豆腐の献立例
親子丼
さばの塩焼き
- 包丁不要
- 鍋・フライパン不要
その10 丼ものにする
「ピーマン×ひき肉の中華炒め」を丼ものにしてみました。
別皿にメインのおかずとして盛りつけてもOKですが、お皿を出すのが面倒なので丼の器にご飯の上にのせました。
「ピーマン×ひき肉の中華丼」に早変わりです。
盛り付け時の食器が減る
↓
片付け時に食器棚へ戻す食器も減る
……と、少ない食器で済ませられるのは良いこと尽くしです。
【まとめ】料理の減らせる手間は意外と多い!
仕事に疲れた共働きの方、一人暮らしの方、誰でも簡単に取り入れられる料理の「省ける手間」を10個紹介しました。
私はかな~~り筋金入りの面倒くさがり&欲張りなので、
- いかに手間を省いて楽するか
- いかに健康な食事を摂れるか
ということばかり考えて自炊しています。
- 人参の皮が付いたままなのはちょっと…
- お米を洗わないのは抵抗があるな…
……と、取り入れるのにハードルが高いと感じる部分は無視して、できそうな部分から手間を徐々に省いていくと、キッチンに立つ時間も少しずつ減らせます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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